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香りと薬効を持つ調味料の総称
香辛料は調味料の一種で、植物の葉、根、茎、種子などから採取された香りや辛味、色素などを加えるものの総称です。料理に香りをつけたり、味わいを深めたりするために用いられ、食欲増進や整腸などの薬効成分を持つこともあります。料理の下拵えや仕上げなどに用いることで、味や香りに変化を生み、美味しさを際立たせるものとして知られています。防腐や殺菌作用に強いものも多いため、食品の保存性を高める目的で用いられたりもします。
お馴染みのものから珍しいものまで
一言で香辛料といっても、さまざまな種類のものが存在し、また各国の料理や調理法によって欠かせないものも多く存在します。香辛料一つを加えるだけで、料理の味わいや風味、香りなどが本格的になることから、外国料理に欠かせないものも多く、日本でも重用されるお馴染みの香辛料もあります。
日本でよく使われる香辛料は、胡椒(コショウ)や山椒、唐辛子、ショウガ、ニンニクなどで、これらは家庭料理から本格的な日本料理まで幅広く活躍する香辛料でもあります。諸外国の料理でもお馴染みの香辛料はそれぞれ存在し、イタリア料理ではバジル、オレガノ、ニンニクなどで、パスタ料理やソースなどによく用いられます。インド料理ではターメリック、クミン、KYラウェイ、カルダモンなどがカレーの材料としても有名です。ほかにも原材料として欠かせないものとして、ソーセージにセージ、ハンバーグにナツメグ、パエリアにサフランなど、料理や加工品を代表する香辛料もあります。
便利なブレンド香辛料
香辛料はひとつひとつが食材や料理を生かすものではありますが、複数種の香辛料をブレンドし、料理などで使いやすくしたものもあります。例えば中華料理で肉類などの臭み消しによく用いられる香辛料を組み合わせた「五香粉(ウーシャンフェン)」や、カレーの材料となる香辛料を組み合わせた「カレー粉」「ガラムマサラ」、南米料理の辛味づけに使われる香辛料を組み合わせた「チリパウダー」などが市販されています。ブレンド香辛料は手軽に使える反面、混合された調味料の割合や分量などはメーカーによって異なるため、より本格的な料理や自分の好みに応じて、独自にブレンドする方も多いようです。
