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複数の調味料を混ぜ合わせた魅力
合わせ調味料とは、料理用のたれやドレッシングなどのように、複数の調味料を混ぜ合わせて、新しい味わいにしたものです。酸味と辛味、辛味と甘味、甘味と酸味などの異なる味わいによる組み合わせや、似た風味の調味料を複数混ぜ合わせてコクや深みを出したもの、和風調味料と洋風調味料の組み合わせなど、さまざまなものが作り出せます。理論上はどんな調味料同士でも混ぜ合わせて、合わせ調味料を作り出すことは可能ですが、用いる料理や素材などによる相性や、違いすぎる調味料を混ぜ合わせても味も風味もバラバラになってしまう可能性もあるため、合わせる調味料の選定や割合など、しっかりと計算して掛け合わせなければなりません。
合わせ調味料は、食文化に許容があり、和食であっても洋食であっても自分たちの味覚に合うようにアレンジするのが得意な日本人ならではの趣向が強く出たものかもしれません。
しょう油ベースの合わせ調味料
日本人的には万能調味料であるしょう油は、合わせ調味料に使いやすい調味料でもあります。いつも食べ慣れている味であり、日本人ならではの安心感を感じさせるしょう油ベースの合わせ調味料は、シンプルな素材だったり、定番同士の組み合わせでも充分に美味しくなるものが多いです。例えばお餅を食べる時や焼き物のつけだれに用いる「砂糖じょう油」は砂糖としょう油を掛け合わせた甘辛味の定番です。また酢としょう油を掛け合わせた酢じょう油も、酸味と辛味を上手に組み合わせた例になります。しょう油は香りが高く、深い味わいを持っているので、洋風調味料にも良く合います。バターとしょう油を組み合わせた「バターしょう油」はじゃがいもやとうもろこしのつけだれに最適ですし、マヨネーズとしょう油の組み合わせもディップソースとしても美味しく頂けます。
味噌ベースの合わせ調味料
複数種の味噌を掛け合わせた「合わせ味噌」も立派な合わせ調味料になります。味噌だれは酒やみりんなどの液体調味料と味噌、砂糖、だし等を加えて練り上げて作りますが、田楽やふろふき大根などに使えます。甘味を強く出したいのか、味噌のコクを出したいのか、まろやかな辛味を出したいのかで、組み合わせる調味料を変化させえれば、さまざまな味わいの味噌だれが完成します。酢味噌も酢と白みそ、みりんなどを組み合わせたもので、お浸しや和え物の定番の合わせ調味料の一つになります。
その他の合わせ調味料の例
マヨネーズとトマトケチャップを1:2の割合で混ぜ合わせたものは、オーロラソースとしてサラダやサンドイッチの定番ソースになり、油と酢と塩を組み合わせたものはフレンチドレッシングとなり、基本のドレッシングになります。単独では使い難い調味料であるお酢も、しょう油と塩、だしなどと混ぜ合わせることで、二杯酢や三杯酢、甘酢などに変化し、お浸しや酢の物などで大活躍します。組み合わせ次第で料理の幅も広がる合わせ調味料は、ネットや本などでもさまざまなレシピが紹介されていますので、いろいろ試してみると面白いでしょう。
