人気の高い万能調味料

マヨネーズは食用油と酢、卵を主原料にした半固体状のドレッシングのことです。本来はフランス料理のソースの一種で、語源に関してはさまざまな説があります。当初はマヨネーズに使われる油はオリーブオイルが一般的でしたが、ヨーロッパ全土に広がるにつれ、ほかの油も用いられるようになりました。電動ミキサーの発明により、油と酢と卵を完全に乳化させることが容易になったことで、安価で入手できるようになりました。

日本のマヨネーズは1925年にキューピーが発売を開始しました。販売当初は売れ行きは芳しくありませんでしたが、食の多様化や洋食化などに後押しされるように浸透していきました。日本ではサラダの定番ドレッシングの一つで、ポテトサラダに用いたり、ケチャップと合わせたオーロラソース(ドレッシング)位しか目にしなかったマヨネーズでしたが、さまざまな調理法が開発されたり、マヨラーと呼ばれるマヨネーズ愛好家の増加により人気が拡大していきました。現在ではマヨネーズはドレッシングとしてだけではなく、調味料としても人気が高い食品でもあります。もともと欧米から伝わったマヨネーズですが、近年では日本のメーカーによるマヨネーズの人気が高まり、逆輸入される傾向もあるようです。

アレンジ自在の調味料

発売当初は欧米と同じように瓶入りで登場したマヨネーズ。しかし使い勝手を重視したポリボトル製のソフトチューブに移行し、現在でも日本のマヨネーズはソフトチューブ入りのものが主流です。最初はサラダのドレッシングという認識であったため、それほど注目されることはなかったと言います。さまざまな活用方法やレシピなどが登場することと、熱狂的なマヨネーズ愛好家のマヨラーの登場などにより、マヨネーズの人気は不動のものとなっていきました。

調味料としても万能でアレンジ自在のマヨネーズは、お好み焼きや焼きそばにかけたり、揚げ物などのソースとして、タルタルソースにアレンジしたり、ツナと混ぜておにぎりの具にしたり、炒め物や料理の素材としても幅広く活用されるまでになりました。日本のマヨネーズは酸味が少なく、濃厚なコクがあり、サッパリしているために、料理に加えることで得られる効果を裏技として紹介されることもあります。例えばホットケーキにマヨネーズを混ぜるだけでふんわりサクッと仕上がる、チャーハンの炒め油にマヨネーズを用いると、仕上りをパラパラにするなど、さまざまな裏技レシピも人気を呼んでいます。

マヨネーズの保存法

マヨネーズは油と酢と卵が原料であるために、保存する環境を選ぶ食品です。高温でも冷えすぎても、油が分離してしまうため、冷蔵庫のあまり冷えすぎない場所を選んで保管するようにしましょう。開封後は徐々に酸化していくために、保存方法に注意しながら、なるべく早目に食べ切りましょう。

ページの先頭へ